
企画・監督 なるせゆうせい
イントロダクション
――自分が食べるものと向かった事がない人たちへ。
数年前、コロナでエンタメが「不要不急」なんて言われた時からエンタメ人として悔しさを覚え、以来、世の中の不条理を
「社会派青春シリーズ」としてエンタメで逆襲を密かに図ったりしております。
大体、このシリーズの映画の構想は、「おかしな世の中の動き」が端をきって作られるわけですが、今回テーマにしてる「食」に
ついては、米の値段高騰あたりから特にその創作は加速されていきました。
毎日の食事なんて「腹を満たせばいい」ぐらいの方もいるかもしれませんが、私個人は、食べることについては驚くほど意識が
高く、食品の裏面の細かな文字の食品添加物をチェックして買い物をしたりするような人間ですが、だからと言って、コンビニや
外食チェーン店が乱立する現代でそれを完全に排除できるわけもなく、日々、葛藤しながらも「食」と向き合ってます。
今回の「食」の映画には、この国の根幹の文化であったり、歴史であったり、果ては、国防にもつながったりもするのでその辺りを包括的に描いたつもりです。いろんな立場のいろんな意見の人たちが登場します。何がいい悪いではないですが、俯瞰でその物事を見つめてもらって、何か少しでも感じ取ってもらえれたら、今日もご飯も美味しく食べれそうです。
発起人 なるせゆうせい
ストーリー
主人公・マモル(33歳)は小説家としての成功を夢見ていたが、現実は官能小説の代筆で食い繋ぐ東京在住の「残念な大人」。ある日、田舎にいる弟タケル(29)から「親父(一二三)が農作業中、事故をした」と連絡を受け、夏休み中の息子(創・8)を連れ、広がる田園風景の実家へ。
一応、農作業を手伝おうとしてたマモルだったが、頑固な父・一二三は、マモルを歓迎することもなかった。それだけでなく、農業のやり方を巡っての言い争いまで。かつて付き合っていた百合とも再会し、その愚痴相手にもなったりもするが、百合もまた自分の力でこの田舎で戦ってることを知り、惚れ直す。(ていうか好き)
目下、その田舎町では新市長が決まろうとしてる投票前。地方再生が焦点となる中で、外資の力を借り再生を願う新市長候補・金城と、地元の人々に寄り添おうとする対抗馬。
そのうねりの中で、百合や、農協職員の弟タケルも自分たちなりにもがいていた。
次第に、農業の現状を知っていくマモルと、少子化が進むその田舎に果たして未来はあるのか?
自分の食べるものとまともに向き合ったことのない人々に送る青春アンダーグラウンド物語。